Kotlinのlet関数に関して学びます。

安全呼び出しの項目では、オブジェクトの関数をnullであることを考慮した呼び出し方を学びましたが、
ある関数にnullableであるオブジェクトを渡したい場合は、標準ライブラリであるletを使うことよって解決できます。
例を見ましょう。

1.let関数を使用する

関数toUpperCaseは引数がnullであることを考慮していないため、
nullableである変数strを引数として渡すと、コンパイルエラーになってしまいます。

そのために使用するのが、let関数です。
実施される内部がnullで実行できない場合実行結果としてnullを返します。

ですので、このケースでは、println(upperStr)でnullと表示されます。